元一部上場企業新卒採用担当者アラフォーから学生、就活生、社会人に捧げる教訓

公立大学への進学、カナダへの遊学、就職活動、営業、新卒採用、結婚、外資系企業への転職を通じて学んださまざまな教訓を書き連ねていきます。

就職活動時期の自己分析、まずは己を知る

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たぶん、今まで大学卒業後に何となく会社に勤めて、結婚して、子供ができて…と考えている学生は多い思う。私もその一人でした。

しかもその通りの人生を歩んでいます。今は会社に勤め、結婚して10年、二人の子供に恵まれ、順調に聞こえる私の人生ですが、失敗、反省の連続でした。まぁ、だからこそ今順調にやれているとは思うのですが、もっと早く気づいていたらなーと思うことも多いので、これから社会に出ていく方達、社会に出て数年、これからに不安を持たれている方達のヒントになれれば幸いです。

まず、たくさんの方達が悩まれる就職活動。その中の自己分析ですが、上の写真でいくとまずは自分を知ることで、適正な職業や業界を絞り込める、そこからキャリアプランも描けるとよく言われていますが、自分はそこまでたどり着けず、自分を知るという部分で非常に苦労しました。なぜなら、自分の長所と短所、自己PRできる派手なエピソードを探すことに苦労し、見つからないと凹むという自分を傷つける作業を続けていました。

結論から言いますと、派手なエピソードなんて必要ありませんし、他の人にない長所を見つける必要もありません。そもそも身体能力以外でそこまで人間にそこまで差はないと思います。しかも長所なんて口だけでなら、何とでも言えますからね。ひとつだけ嘘がつけない、もしくは説得力を持って話せないのは自分のやってきた体験です。体験は作り話だと、具体性に欠け、質問されても浅い回答しかできず、気持ちが伝わりません。ですので、今まで生きてきたことの中での成功体験は語る必要があります。

では、会社で必要とされることって何でしょう?

営業力、提案力、プレゼンスキル、PCスキル?まぁ、必要ですけど学生にそこまで求めてません、むしろ上記はスキル的な部分で誰でも身に着けられる部分です。

(もちろん、あるに越したことはないですよ、資格とか実績とか。)

 

一番必要なのは、周囲の人間と上手く働けるか?です。

 

仕事って結局、生きることの延長線にすぎません。人間は一人では生きていけませんと哲学的なことを語るつもりはありませんが、自分一人でできることなんてたかがしれてます。だからこそ優秀な人もそうでない何かしら問題のある人も、みんなまとめて一緒に生きていくための内面性が一番大事なのです。

特に仕事をすれば、社内外の相手は選べませんので、だれとでも上手く仕事ができることがとても重要なのです。次回のブログでは自分の人生の中から具体的にどのようなエピソードの抽出ができるのかを考えていきたいと思います。ありがとうございました!