元一部上場企業新卒採用担当者アラフォーから学生、就活生、社会人に捧げる教訓

公立大学への進学、カナダへの遊学、就職活動、営業、新卒採用、結婚、外資系企業への転職を通じて学んださまざまな教訓を書き連ねていきます。

新卒採用時代に魅力を感じた学生2

2. セミナー中やセミナー後の行動

 

やはり質問をしてくる、本当に興味持ってくれていると感じる人が

印象に残ります。あとはセミナー中に寝ている人や休憩時間に疲れ切って

寝ている人よりは他の学生とコミュニケーションをとっている人は

良いなと思います。あと社員訪問などを依頼してくる人もいいなと

思います。

なぜなら、仕事で結果を残すにはスキルや経験値も必要ですが、

一番は行動力だからです。失敗してもいいので、行動し続けないと学びも

ないですし成長もありません。就職活動はいかに自分の納得いく会社に

入れるかのための情報取集がとても大事になってきます。

インターネットに落ちている情報ではなく、行動しまくって生の情報を

集めて自分が働きたいと思える会社やどんな働き方がしたいかなどを

決めていくと良いと思います。やはり食事と同じで食べてみないと最終的には

分かりませんが、食事の内容やレシピ、材料は国産かどうかなど情報を

調べれば美味しいそうかは分かってくると思います。

食べログの評価よりも結局は自分で集めた情報で判断するほうが自分に合った

良いレストランを見つけられると思います。

話がそれましたが、自分が欲しい情報は自分で質問しないと直に聞かないと、

ドンピシャな情報は集めることができません。

なので行動している人はきっと、会社に入っても同じように行動しまくって

成長していくのかなと期待してしまいます。

 

3. 選考時

 

自分のことを語れる人、深堀しても常に回答が返ってくる人。

またセミナーから選考までぶれない人(1で書いたことが一貫してできている)です。

 

さて、次回はどのような質問をするかにも直結するキャリアプランの考え方について書きたいと思います。

本日もありがとうございました!

新卒採用時代に魅力を感じた学生1

前回一番仕事で大事なことは周りの人と上手に一緒に働けることだと言いました。

では、実際に新卒採用担当の時に良いなーと感じた学生さんたちについて書きたいと思います。

1. 初対面での印象

これで決まるといっても過言でないくらい重要です。もちろん挽回はできますが、次のステージに上がるチャンスが減るでしょう。

 

元気に挨拶ができる

基本中の基本ですが、できない人もいます。

そういうのダサいみたいに考える人もいます。

これが出来ないと人間の世界では生きていけないんじゃないかくらい大事だと考えます。

 

清潔感がある

美男美女を言ってるのではありません。

髪型が整っている、鼻毛が出ていない、ヒゲが生えていない、シャツ、スーツは汚れていない、アイロンがかかっていてパリッとしている、ネクタイがキュッと締まっていて、第1ボタンも締めている、靴はカカトは減ってなく、傷もなく手入れされている、カバンもボロボロではなく手入れされている。指の爪が長くない、爪にゴミが溜まってない。

細かいかもしれませんが、仕事ができる人ほど気にしているので、相手に対しても気になってしまいます。これが出来ていれば、就活だけでなく、合コンでもウケるはずw

要するにだらしない印象を相手に与えると、この人に仕事お願いして大丈夫か?となります。仕事抜きでも、一部のマニアをのぞき、誰でも清潔感のある人のほうが良いと思うはずです。

 

時間通り、または早めに来る

遅刻は一撃で信頼を失うリスクがあります。

せめて、遅刻しそうな時は分かった時点で速攻連絡しましょう。平気な顔で遅刻して入ってくる人もいますが、アウトです。

早めに来て、周りの学生と情報交換したり社員に質問するのもアリですね。

 

ゴミを持って帰る、机や椅子はきちんと元の場所に戻して、綺麗に片付ける

ペットボトル置きっ放しとか消しゴムのカス散乱、もらった資料置きっぱなしなどやらかす人はいます。そしてもちろん社員に見られてますよ。

 

質問をよくする

これはテクニックに走って質問のための質問をする人がいますが、時間の無駄なのでやめましょう。興味ない会社なら質問しなくていいと思いますが、定年まで38年間、毎年約240日、毎日起きてる時間の大半を過ごす場所です、徹底的に必要なことは質問しましょう。ここはまた別トピックでも触れます。

 

次回へ続く…

 

 

 

組織で働いている私の実体験をみなさんの今までの人生に重ねてみる

前回はに引き続き自己分析について書きたいと思います。

まず、就職活動のゴール、企業に就職するとは?について考えてみましょう。

下記が私の中での答えです。

就職をする=組織で働く=様々な社内外の人たちと協力しながら目的を達成する

私は現在海外メーカーの営業を職業としています。営業の目標、つまりモノやサービスを売って利益を生み出すためには下記の人たちとの関わりがあります。

①海外本社の人、②海外工場の人、③海外支社の人、④日本支社の人、⑤お客様

①から⑤までざっくり書きましたが、④だけでも考えてみて下さい、営業、カスタマーサービス、加工、仕入れ、経理、法務、IT、人事、総務、テクニカルサポート、さらに各部署には平社員から役員までそれぞれの役割を持った人が色々いて、さらに自分が達成したい目標のために必要な人たちは都度変わってきます。日本で働いている私が彼らの協力をもらうために一番必要なことは何か?

 

やはり十人十色それぞれな人たちと上手く協力して働くことなのです。

 

これは営業だけでなく、組織で働く以上、どんな職種にも必ず必要な能力です。むしろ、この能力がないと組織で成功することはできません。

私は過去に営業成績が良いにも関わらず、カスタマーサービスのケアを怠ったために、私の業務を助けてもらえなくなり、営業に出かけることができず、お客様からの評価が下がり、競合他社にシェアを奪われ、さらに社内評価が最悪だったことがあります。仕事ができるだけではダメなんです。必ず周囲のケアができない人間はどこかで足を引っ張られます。

では、周囲の協力をもらいながら仕事を進めていくためには何が必要なのか?

積極的なコミュニケーション、相手を敬い、気遣う、相手の話を聞いて相手の立場を理解する、相手の立場で考える、自分と相手がお互いにハッピーになる方法を考えるなどなど基本的には謙虚で前向きな姿勢が大事だと思います。

これって、特に仕事だから大事なのではなく、生きていく上でめちゃくちゃ大事なことです。家族、友達、恋人、夫婦、すべての人間の関係において必要不可欠です。

だからこそ、今までのみなさんの人生の中でも何度となく、周囲の人間と関わり苦労したことやそこから学んだことがあるはずです!まずはどんな小さなことでもいいので、周囲の人間と関わったことの中で心に残っている楽しかったこと、大変だったこと書き出していきましょう。それぞれの出来事は必ずどこかでつながっています。なぜなら、みなさんは経験の中で必ず何かを学んでいるからです。

今までみなさんが周囲の人間と関わってきた中で学んだこと、それを新卒採用担当者は聞きたがっているのです。なぜならスキルや資格、経験にそこまで大差ない学生たちの中から一緒に働きたいと思える人が見つかる理由はみなさんが周囲の人間と今までどう関わってきたのか=人間性に依るところが一番大きいと考えます。

まずは今までの周囲の人間との関わりエピソードを書き出しまくりましょう!

次回は私が新卒採用担当者だった頃に、どうゆう部分に魅力を感じる人と感じない人がいたのかを語りたいと思います。本日もありがとうございました!

 

就職活動時期の自己分析、まずは己を知る

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たぶん、今まで大学卒業後に何となく会社に勤めて、結婚して、子供ができて…と考えている学生は多い思う。私もその一人でした。

しかもその通りの人生を歩んでいます。今は会社に勤め、結婚して10年、二人の子供に恵まれ、順調に聞こえる私の人生ですが、失敗、反省の連続でした。まぁ、だからこそ今順調にやれているとは思うのですが、もっと早く気づいていたらなーと思うことも多いので、これから社会に出ていく方達、社会に出て数年、これからに不安を持たれている方達のヒントになれれば幸いです。

まず、たくさんの方達が悩まれる就職活動。その中の自己分析ですが、上の写真でいくとまずは自分を知ることで、適正な職業や業界を絞り込める、そこからキャリアプランも描けるとよく言われていますが、自分はそこまでたどり着けず、自分を知るという部分で非常に苦労しました。なぜなら、自分の長所と短所、自己PRできる派手なエピソードを探すことに苦労し、見つからないと凹むという自分を傷つける作業を続けていました。

結論から言いますと、派手なエピソードなんて必要ありませんし、他の人にない長所を見つける必要もありません。そもそも身体能力以外でそこまで人間にそこまで差はないと思います。しかも長所なんて口だけでなら、何とでも言えますからね。ひとつだけ嘘がつけない、もしくは説得力を持って話せないのは自分のやってきた体験です。体験は作り話だと、具体性に欠け、質問されても浅い回答しかできず、気持ちが伝わりません。ですので、今まで生きてきたことの中での成功体験は語る必要があります。

では、会社で必要とされることって何でしょう?

営業力、提案力、プレゼンスキル、PCスキル?まぁ、必要ですけど学生にそこまで求めてません、むしろ上記はスキル的な部分で誰でも身に着けられる部分です。

(もちろん、あるに越したことはないですよ、資格とか実績とか。)

 

一番必要なのは、周囲の人間と上手く働けるか?です。

 

仕事って結局、生きることの延長線にすぎません。人間は一人では生きていけませんと哲学的なことを語るつもりはありませんが、自分一人でできることなんてたかがしれてます。だからこそ優秀な人もそうでない何かしら問題のある人も、みんなまとめて一緒に生きていくための内面性が一番大事なのです。

特に仕事をすれば、社内外の相手は選べませんので、だれとでも上手く仕事ができることがとても重要なのです。次回のブログでは自分の人生の中から具体的にどのようなエピソードの抽出ができるのかを考えていきたいと思います。ありがとうございました!